ハーモニックス2016/01/28（木）
先日の「魔法使いの弟子」のハーモニックスの件。原曲の冒頭部分はこうなっている。
実音が小さい音符で書いてある。もう少し読みやすくト音記号の実音表記で書けば、実際に鳴るのはこの音。
Rondeau さんのアレンジはこうですからね…そりゃちゃうやろ、と。
同じページにあるハープのハーモニックスも、○が付いている音は１オクターブ高く鳴る、という表記を認識してない可能性が高い。
で、まあこういうのは吹奏楽のアレンジでよくある話なんですが、こういう誤りを指摘すると、変な人が必ず湧いてくるんだよねえ。「いや、これは編曲者の感性でこういう風に変えたんだ、なんでも原曲通りにやればいいというものではない」なんて妙な擁護を始める。いやいや、感性とか何とか言うのは、まず楽譜が読めてからの話にしようよ。それに、そんなことを言い出したら、作曲者の感性はどうなるんだよ、そっちはどうでもええんかい。吹奏楽「しか」知らない人ってこうなるから困るんだよな。
魔法使いの弟子2016/01/26（火）
ヒメの吹奏楽部で、先生から「やりたい曲があったら提案してください」とのお達しがあったそうで、いろいろ曲を探している。実は、とある事情でヒメの YouTube の視聴を禁止しているので、もっぱら CD を聴いていたところ、ディズニーの CD で「ファンタジア」の曲に出会った。（YouTube を探していたら出会わなかったと思う。たぶん吹奏楽の曲ばかり探していただろうから…）「ファンタジア」は DVD も持っているし以前から知っていたのだが、「魔法使いの弟子」（デュカス）を改めて聴いて「これ吹部でやりたい！」と言い出した。うん、あれ楽しいよね。僕もやりたかったよ。大学時代倉庫に楽譜あったよなあ、と懐かしく思い出したりした。これが先日の日曜の話。
その後、先生に実際に提案したところ、先生もこの曲を演奏したことがあって、一度音出しぐらいはやってみたいけど、楽譜が高いのよね、という話になったそうな。まあそりゃそうだよな、IMSLP にあったりしないかな、と探してみたら、あったんですよこれが。編曲は Michel Rondeau という人。
最初の持続音がチューバとトロンボーンに与えられているあたり、「もしかしてハーモニックス読み間違えてない？」とか若干不安にならなくもないのだが、全体的にはそう悪くない編曲だと思う。ヒメはこの情報を先生に提供する予定。中学生には難しすぎないか（木管の技術的に）、と思うけどね。
なお、IMSLP はとうとう会員制を導入したようです。そりゃねえ、あれだけのデータベースを維持する資金を何とかして集めないとどうしようもないでしょう。会員になろうかな、お世話になってるもんな。
チープカシオを買い替え2016/01/14（木）
愛用のカシオデジタル腕時計 A-168。時計機能自体には問題はないのだが、ボタンが接触不良を起こしているため、時刻を合わせられない。近々「時計を秒単位で合わせなければならない」業務があるため、急遽買い替えることにした。同じのを買おうと思ったのだが、たまたま在庫がなく、下位機種の A-158 が即納だったので、まあこちらでいいか、と購入。税込み 1000 円未満だよ。いいのかこんな値段で。それにしても、Amazon のレビューでも星５つが 400 以上もついていて、しかも異様に熱く力のこもったレビューがたくさんあって、なんか妙な気分である。でも、うん、確かにいい時計だと思うよ。
遅まきながら謹賀新年2016/01/08（金）
新年の更新を忘れてました。遅まきながら、あけましておめでとうございます。今年は４日まで正月休みだったのだが、1/4 は結局ほとんど一日中家で仕事をしていて、まあ４日が仕事初めみたいなものだった。そのかわり、今度の日・月が久しぶりの連休になる。一週間遅れの正月みたいなもんだな。