2007/10/22（月）
ヒメが最近リトミックの教室でピアノを習っているのだが、これが面白いらしく、家でも「ぴあのどりーむ」というテキストを開いて熱心に読みふけっている。幼稚園でもピアニカの時間が楽しみらしい。ちょっと困るのは、知っている歌を片っ端からでたらめな「どれみ」で歌うことだ。例えば下のような調子。なまじこちらが音楽をかじっていると、これを延々と聞かされるのは耐え難い苦痛なのである。
先日は、お風呂の中でプリキュアの主題歌「スマイル go go!」をこの調子で歌い出したものだから、仕方なく正しい音名で歌い直してやると、口を半開きにして一心に聞き入りだした。しかも、翌日妻に「おとうさん、またプリキュアのうたのどれみをおしえてくれるかなあ」と言っていたらしい。こういうのは興味を持った瞬間に一気に乗るに限る、と夜中の３時までかかって Lilypond で打ち込み、楽譜＋歌詞＋音名を清書してやった。この歌、メロディは素直なのだが、音がけっこうひねってあって、イントロはハ短調、メインフレーズはハ長調だがところどころハ短調をかする。当然あちこちで黒鍵を使うし、音域はラ−レの１１度、長さは４０小節以上ある。まあヒメが弾けるレベルじゃないけど、できなくて放り出すならそれでも別にいいし、好きなところだけでも弾ければ楽しかろう、と思ってピアノの上に置いておくと、なんと２日でほとんど全部弾けるようになってしまった。あっぱれ。
2007/10/20（土）
磐田の両親来宅。ヒメの体操教室を見にきてもらった。ヒメはどうも少し体調が悪いようで、食事もあまりとらなかったし、教室でもいまひとつ動きが鈍かったのだが、まあまあ楽しんでいただけたよう。帰りの道案内で変な説明をしてしまい、余分な遠回りをさせてしまってすみませんでした。
プロ野球セ・リーグ、ドラゴンズが日本シリーズ進出。しばらく野球ネタはごぶさただったので、まとめていくつか。
- イーグルス最下位脱出おめでとう。それにしてもバファローズひどすぎ。今年は何にも見どころがなかった。しょうがないから、「元」バファローズの選手たちの活躍を楽しんでましたよ。谷とか早川とか山崎武とか。山崎はドラゴンズにいた頃から、いまいちチャンスに強くはないがなんとも憎めない選手として好きだった。不振の時に顔に危機感がないとかひどい言われようだったよね。99年のリーグ優勝の時、タイガース戦での逆転サヨナラ３ランが印象に残る。もうそろそろ終わりかなと思ってたけど、本塁打・打点の二冠なんて素晴らしいじゃないか。
- 山本昌、今年はまるで勝てなかったねぇ。来年はぜひ活躍してほしい。（えっ、まさか日本シリーズに出てきたりしないよな？ いや出てきてもいいけどさ。）
- 古田兼任監督、おつかれさまでした。選手としての終わり方が何となく寂しかった。「代打、オレ」なんて別に面白いとは思わない。選手としても監督としても中途半端な２年間だったと思う。何年かたったら、ぜひ専任監督として復帰してもらいたいものだ。
- ベイスターズの村田。佐々岡の引退登板で本塁打を打った（打ってしまった）のをいろいろ言われているけど、あれこそ最も素晴らしい引導の渡し方だったのでは。
- ラミレスの200安打には驚いた。そんなにすごい選手だったのか。
日本シリーズは去年に続いてドラゴンズとファイターズになったが、今年はどうだろうか。戦力的にはほぼ互角で、札幌ドームの独特の効果を考えるとややファイターズ有利というところか。ただ、今年はドラゴンズもだいぶ短期決戦の戦い方に自信をつけてきたようだし、地力を出せばドラゴンズは強いからな。
2007/10/17（水）
長いこと放置してしまった。ヒメの運動会 (10/7) とかいろいろネタはあったんですが。
先日、雑誌の広告で「ベートーヴェンが病気を治す」とかいうのを見つけて大笑い。そろそろモーツァルトのご利益にも食傷気味になってきて「こんどはベートーヴェンでいこう」ってな企画になったのだろうか。この調子でいけば、２００年ぐらい先にはウェーベルンやメシアンが病気を治すようになっているかも知れない。最近ひざの調子が良くなくて階段の上り下りがきついので、ちょっとベートーヴェンを聴いてみようかな。ああそういえば、妻が毎朝目覚ましにしているのが「テンペスト」の終楽章だったな。au の携帯電話で鳴らしているのだが、一応テンポも揺らしてあったりしてまあまあの出来なのである。あんまり携帯電話のアラーム音で芸術性あふれた音楽が演奏されても変な気分になるので、こういうのはベタ打ちにちょっと色がついているぐらいが愛嬌があってよろしい。昔の BASIC の play 文で鳴らすような感じでね。